金沢仏壇商工業協同組合 HOMEへ
金沢仏壇の歴史へ 金沢仏壇の特色へ 制作工程へ 商品のご紹介へ 組合加盟店へ

商品のご紹介
  大賀一号 平成15年4月30日発売
写真 デザイン的な側面
 継続事業として江戸から明治にかけての古い仏壇の調査記録をしてきました。現在われわれが製造している金沢仏壇の原型とも思われるようなデザインのもの、またシンプルな浄土真宗以外の宗派の仏壇、江戸時代明治時代に金沢に運ばれてきた県外産地の仏壇等々、それらのさまざまなデザインを分析し現代的なデザイ ンとして取り入れていくことで、新しい仏壇のデザインを提案します。

技術的な側面
 現存する古い仏壇の工芸的な技術技法は、江戸時代、明治初期から明治後期において、加賀藩の細工所の流れを組む町職人の手によるものが多く、棗、硯箱、お椀、などの金沢漆器に見られるような、丸粉を使用した堅牢な蒔絵技法が使用され、金具は加賀象眼の技術技法が使用されたものも現存します。
 彫刻は写実的で丁寧な仕事で繊細な感性が感じられます。
 漆塗りは漆下地で総堅地塗りのものが多く繊細な彫刻などは直接漆を塗りこんで仕上げられたものもあります。これらの技術の復刻と、後継者の育成の観点からこの仏壇を製作しました。
‖ 一覧ページへ戻る ‖

(c)2003金沢仏壇商工業協同組合